人の手でこんな美しいものが作れるのか。
高校生の頃、海外のガラス工芸作品を見て、衝撃を受けました。見慣れた食器としてのガラスとは違う、色ガラスを使った作品たちの存在感。これを陶芸でできないものだろうか?迷い続けて・・・透明感のある土と出会い、パッチワークのように色が違う粘土で模様を作り、それを組み合わせて作る「練り込み技法」で制作しています。
使いやすい器ばかりではありませんが、みなさまの暮らしが華やぐものになりますように・・・。
代々続く新省神勝陶津窯の後継者として、創作活動を展開されています。
先代の作風とは異なる練り込み作品に挑戦されているとのこと。
新しい感覚の練り込み作品のこれからの展開が楽しみです。