1965年福岡県田川郡上野焼の窯元の家に生まれました。
季節の移り変わりが美しい静かな里です。
しかし上野焼きの技法以外の事も学びたいと思い、有田窯業学校へ 行きました。卒業後は前衛作家 松尾次郎先生に師事し、現在のうつわ作りの 基礎を勉強しました。
日常の食卓を楽しくするうつわ 和も洋も中華もどんな料理にも調和する うつわを作るよう心がけています。
上野焼の窯元に生まれて以来ずっと緑青を流し掛けした上野焼の技法が頭からはなれなかったと言われる[うつわ工房]の熊谷雅博さん。
一人で窯を構えると自由な技法への挑戦ができるようになったそうです。
熊谷さんの作られる器は、ご自身の陶芸への挑戦もありますが、料理を引き立てる器としての機能性への探究心も大切にされています。
どんなお料理も合う確かなおいしい器です。