「瀬戸内海を望む小高い丘の工房で、家族と暮らしながら日用の器を作っています。
器は作り手よりもはるかに長い時間を使い手と共に過ごします。心通う器と過ごす日々が、
心の優しさを育んでくれます様に」
月に一度「継いの日」を開催しています。
今年から当工房の器をお買上げ頂いた方を対象に、使っているうちに欠けたりヒビが入ったものを
お預かりして金継ぎの補修をさせていただく事を始めました。
詳しくは当HPにて。
岡山県玉野市の陶芸家、十河隆史 [陶工房スタジオ ティー ポタリー]さんの工房は、
瀬戸内海を望む高台にあります。
倉敷で7年間教師をされていましたが、もっといろいろ挑戦したいという気持ちが強くなり陶芸家としての道を歩まれるようになりました。
十河さんのくわみつでの初めての個展は、オブジェが多かったのですが、現在は、日常使う器を作られています。
普段使いの器を作るようになって、使い手から必要とされ、作った数だけ喜んでもらえることに震えるような充実感を覚えたと言われます。
丁寧に丁寧に作られた、日常使いでありながらモダンさと温かさが感じられる
器・・・・。
穏やかな笑顔でいつも真摯な十河さんですが、作品のひとつひとつに人柄とセンスが息づいています。
最近では、色々な技法にも挑戦され「今」がとても楽しみな作家さんです。