焼き物は読んで字の如く焼くことで完結する。
そこに自分のイメージが完全に一致する事は今のところ一度も無い。窯から出てきたものを僕が好きになれるかどうかが第一の判断基準だが人に使われる事で何かに成る器も有ってそこで初めて報われた気がするモノもある。
長く使ってもらえる普通の器を今は作りたいと思っています。
財満晋平さんのお父様である財満進さんは、くわみつオープン当初からお世話になっている。
瀬戸内の東広島市安芸津町の瀬戸内海を見下ろせるところに工房があり自然を感じながら作陶されている。
息子さんである晋平さんも陶芸の道に進まれて、独自の個性で陶芸を追求されている。
そのしっかりとした技術にある奥深さのある作品は、とても好きである。