仲睦まじく寄り添う姿のお雛様を私たちは、古来より桃の節句としてお祝いし、端午の節句も、強くたくましい男の子であれとの願いが込められています。
子供たちの幸せを祈る
そんな脈々と受け継がれている伝統を、陶で表しました。
ひとつひとつ、手づくりの人形たち土の暖かみが、人形の表情を引き出せたらと思い、日々作りつづけられる事に幸せを感じます。
「陶房玄ー滝上」の滝上真由美さんは、焼物の街 常滑に程近い、愛知県知多郡で、陶人形を作られています。
くわみつでは、20年近く、春になると滝上さんのお人形がお店を彩ります。
滝上さんの創られる人形は、土味を活かし、とても素朴!
しかし、高度な技術が使われており、とても完成度の高いものだと思います。
お雛様や五月人形を中心に作られていますが、そのあどけない表情はついつい微笑んでしまいます。
優しい気持ちで、楽しんで創られているのが、お人形を見ていると伝わります。
いつも、その作家の気持ちをお伝えできればと思っています。
人形たちは、どことなく作家のお顔にも似ているような・・・・。